なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

塩と砂糖 見た目と実

関西は気温2度から7度と氷点下じゃないのに、朝から雪。
今季はじめての雪模様。べしょ雪で朝はうっすらと、どこもかしこも白かったけれど、お昼には溶けて雨でびしょびしょっていう風情です。

さてさて、お料理のさしすせそ、ご存じですか?
さとう-しお-酢-せうゆ(醤油)-みそ、ていうの。味付けの順番。
「甘味をまず浸透させるべし」という料理のコツですよね。

お正月にね、煮しめを作ろうとしたのですよ。
鍋に水をはって根ものの食材を入れて「さしすせそ」の順に調味料投入。
まずはなんといっても砂糖よねぇ。
ちょっと甘めにしよぉと、このとき、またいつもより多めにいれましたの。
おいしい煮しめをつくるぞぉ、とお湯が沸くのをみていて、ふと、気づいたのです。
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なぜ青い蓋の調味料ケースがシンクの上にあるのかな?
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うちの砂糖と塩入れは同じタイプのプラスチックケースで、青い蓋のは「塩」。
!もしかして!
と、湧きつつあるお湯を味見すると‥はい、間違ってましたよ。
超しょっぱい、あわてて食材を救出。。あぶなー。

こんなことをやらかすようになってきました。
認知力が確実にさがってきてる。
砂糖のケースは白い蓋でうさぎさんのシールを貼って、塩のほうが青い蓋でパンダさんのシールを貼って‥としてたんですけど‥ダメですね。どっちがどっちなのかわからなくなる。

脳内でPDCAが走りました。
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ふむ ふむ ふむ ふむ
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わたしの脳の場合、

 ①白い蓋→②だから「砂糖」だな→③脳内認識
 ①うさぎのシール→②だから「砂糖」だな→③脳内認識

これでは、認識するのにワンクッションも2クッションもはいってしまう。
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仕方がないので、フタにマジックで「さとう」「しお」と大きく書きました。
見た目、ぜんぜんイけてないんですけどね、料理の味を間違えるよりマシです。

 ①文字で「さとう」→即 脳内認識OK

これだとクッション入れずに一発で脳内認識OKです。

これまでの職歴の中で、畑村洋太郎さんの失敗学の書籍も勉強してます。
失敗(アクシデント、インシデント)を繰り返さないための分析と手法。

その知識と経験をここで生かさずしてどこでいかす!
あぁ、でも、見た目、イけてないわぁ。


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