考えてもどうにもならないことを、ぐるぐると考えて、不安になる。
考えてもどうにもならないんだったら、その、ぐるぐるから、ちょっと離れるといいんだけれどね。
いやでも、そもそも「どうにかならないかな」て、考えるから、ぐるぐるするのよね。自分にできることはなんだろう？ なにかできないかな？ どうしたらいいかな？って、もしかしたら、なにかいいアイデアが浮かぶかもしれなくて、だから、ぐるぐると考えるわけで。
不安になるから、どうにかならないかな、と考える。
考えるから不安になるんじゃなく、不安だから考える。
不安なことがある。ひとまずは、それだけで置いておく。考えても仕方ないので、すこし放っておく、てことが「手放し」の術。
日常に問題があるとして、その問題って、答えがあるんじゃなくて、問題だと思ってたことが、実は問題じゃないって気づくのが真理だとか。
緊張は、こうなってほしい、こうなりたくない、っていう強い思いがあって、初めて生まれる。緊張を感じた瞬間、人は青春に突入する。
緊張をなくそうとするのは無理でも、緊張も仲間の一人だと思えばいい。
受け入れると、意外とイイヤツなんだ。
~ハタラクオトメ 著：桂望実
「緊張」を「不安」に変えてみる。
不安をなくそうとするのは無理でも、不安も仲間の一人だと思えばいい。
受け入れると、意外とイイヤツなんだ
