なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

一目ゴム編み止め

苦手なんです、ゴム編み止め。
セーターやら大きなものを編むときは、棒編み(2本の棒で編む)で、表編み、裏編みの二つを駆使して、メリヤス編みとか、ガーター編みとか、ゴム編みとかができあがっていきます。
で、最後の最後の襟(えり)。
伏せ止めとか、引き抜き編みは、ちゃちゃちゃっとできるんですけど、この、ゴム編み止めってのが子供のときから超苦手で、編み物は母に教えてもらってたのだけれど、いつも癇癪をおこしてました。

今、2年前に買っていた黒い並太の毛糸で、今流行り(?)のベスト(鬼太郎のちゃんちゃんこみたいなの)を編んでおりまして、あとは襟と、脇をはぎあわせて袖口を編むだけなんですけど、この、襟・・・・編みあがりの、とめるところで、3回ほどやり直し、何度もほどいています。もう、修行のようになってきております。

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左はわたくしのバイブル、棒針編みのやさしい基礎本。一目すすめるごとに、本とにらめっこして・・・規則性はあるのです。その規則を理解すれば、同じことを繰り返せばいいだけなんです・・・ご本ではその規則性がよみとれず、3回ほどいたあとで、こう、編み目を上からみた図を自分でかいて、1,2,3,4と読み解きました(右の図)。

何度もほどいてるので、針にかかっている目の向きが反転していたりして、さらにこんがらがって、またほどき・・・ゴールは遠い。
仕上げ部分なので、ここがヘンテコだと台無しになっちゃう。

ご本には、仕上がりの3倍の長さの糸で・・と書かれているけれど、襟は5倍じゃないと足りなくなって、途中で結びこぶができてしまいます。超長い糸を腕いっぱいのばして、ちょぉっとでこぼこしてるけれども、それはヨシとして、何度も毛糸を手繰りながら進めております。

いやでも、楽しいのですヨ、編むの。
他のこと、考えてられないので、全集中。軽い瞑想ですわね。


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