なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

胃カメラ めも

クリスマスイブらしからぬ話題ですが・・

毎年受けている健康診断の結果が、5年前から「慢性胃炎疑い」→「慢性胃炎が認められる」→「萎縮性胃炎(全般)」とじわじわときてまして、ここのところ胃の調子がいまひとつなので観念して消化器内科へでかけました。さっそく「胃カメラのみましょか」となりました。昔むかし、そのむかし、胃カメラ検査をしたことがあるのですが、あまりいい記憶じゃない・・から忘れてるんですよね。なので、今回のことをメモしておきます。

派遣仕事終わりの18時予約。10分前には来てね、朝ごはんたべたらお昼ぬきで、15時ぐらいまでは水分(お水)はOKだけど、15時すぎたらお水も飲まないでね、という指示。おやつもお茶もがまん。

病院ついたら、コロナ対策の検温があって、2枚の簡単な問診票を記入。

看護師さんと処置室に入って、「以前受けたことあるんですよね」と説明なしに進めようとされたので「はい、30年ほど前に1回」と答えたら、看護師さんが目を丸くして簡単に説明してくれました・・・簡単に。。。。

左を下にして横たわる。
右腕に血圧測るエアパッド装着、右手の指先に心臓パルス(?)の洗濯ばさみみたいなのをつける。部屋には機械がいっぱいあって、「ピッ、ピッ、ピッ」とたぶん私の心臓リズムの音が鳴り響きます。おぉ、ドラマみたい。5分毎だったかな、血圧を測るのためにエアパッドがぶわーっと膨らんで、そのときは心臓音が「ぴぴっ、っぴ、ぴ、、、ぴ」と不規則に・・おんなじ腕だからそうなるわね。

いちど起き上がって、胃の中の泡を消す薬、と紙コップで渡されたものを飲み干す。100ccぐらいの、片栗粉でとろみをつけたみたいな透明な液体。無味無臭。朝食から食べてないから胃が喜んでる感じでした。

次に喉の麻酔ということで、あーんと開けた口の奥のほうに、シリンジで液体(薬)を流し込んでくれて、これは飲み込まずに、のどの奥のほうにためておく(5分間)。飲み込まずにあとでぺっと吐き出す。飲んでも害はないらしいけれど。横になって、上を向いといていいですよーと、体を横たえます。

5分そのまま待機。のどの奥ってのが、どのぐらいなのかわからず、舌の根本あたりでキープ(もうちょっと奥でもよかったのかも)

ピッピッという電子音を聞きながら、処置室の白い天井を見上げて、あぁ、病院ってこんなんなんだ、と入院も手術もしたことのない私は、両親が手術したときとかこんなの見てたのかなぁと思ったりしてました。

のどにためた薬をぺっと吐き出して、次はのどにスプレーをしゅっとしてもらいました。口内麻酔は歯医者さんの麻酔みたいでした。声をだして話していいのかどうかもわからなくなって、もう、こちらは頷くか首を振る感じだったのだけど、あ、声だしていいんだ、と気づいて「はい」やら「うん」やら言ってました。

このあとは、つばとか飲み込むとむせるので、ぜんぶ吐き出してください、ぜったい飲み込まないでと何度も念を押されて(そんな大変なのか)と緊張。自分では意識してないけれど、つぎつぎと唾ってたまるのね。看護師さんは手慣れてて、口からだしてね、とつぎつぎとティッシュを渡してくれました。マウスピースくわえたら、あとは、だらだら口の横から流すようにと言われました。顔の下にはペットシーツみたいなのを敷いて、金属のトレイも設置。マウスピースを口に入れて、固定するために唇にテーピング(もう話せません)。

左腕には鎮静剤うちます、と針をうたれて、チューブにつながった結構大きいシリンジを装着。

そこらあたりで、医師登場。
唾をのみこまないってことに集中してたら胃カメラが入ってきまして・・まぁ大変。

検査のあと、医師がコメントを軽く言ってくれてたのだけれど、そんなん聞いてられませんわ。(ま、あとから診察室で丁寧にお話してくれました。)

マウスピースを外してもらって、鎮静剤やら口内麻酔やらしてるから、ぼーぜんとしてて、ひとまずベッドに座る体制。おなかが痛い・・とつぶやいたら、看護師さんが「胃を膨らますのに空気をいれてるのでね、げっぷとかおならとかして、だして」と言ってくれたので、げっぷを意識してみたら「げふーーーーーっ」と空気がでてすっきりしました。

鎮静剤とか麻酔がどれぐらい効いてるのか自分ではわからなくて(自分では意識しっかりあるのだけれど)、診察室に移動して、先生とお話して、お薬の話とかして、受付前で座ってたら、窓口の人が椅子のところに全部もってきてくれて、座ったままお会計とかしてくれました。

バリウムもイヤだけれど、胃カメラもやっぱり大変ねぇ。


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