なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

朔日詣で

6月になりました。
今日は恒例の朔日詣で。
平日なので、仕事前の朝はやくにでかけて、ラジオ体操のじじばばグループとすれ違いながら、ちょっとだけ山腹のお社で、見事にたなびく雲をながめて参拝してきました。きっとそこから眺める朝日はきれいだろうなぁと思うのだけれど、開門の時間にはまだ早いですね。
ご縁のあるみなさまも、健やかに機嫌よくありますように、とお参りしてきました。

えっと、わたくし、特に何教の信者というわけでもなく、なんとなく、気持ちのいいところにでかけてます。

ずいぶん前になりますが、初夏に高野山にでかけて、結縁灌頂(けちえんかんじょう)をうけたことがあります。
ドライブがてら高野山にでかけたら、なにやら行事があると書かれていて、ふむふむと見ていると、一緒に行った人が参加してみたいというので、よくわからないまま一緒に申込んで参加することになりました。宗派とか関係なく誰でも受けられます。うまい具合に申し込めて、それほど待った記憶はないのだけれど、でも時間がくるまでにお昼ご飯を食べたんだったかなぁ‥もう記憶もあいまいだ。

仏様とご縁を結ぶ儀式で、外は初夏できらきらしているのに、真暗なお堂にいざなわれて、ろうそくの明かりのなか、順番に目隠しをされて進みます。樒(しきみ)を使うらしいのだけれど、そのときは高野山で満開になっていた石楠花(しゃくなげ)を手に持たせていただいて「投華(とうけ)」しました。
花や直物を投げて仏様とご縁をむすぶ、てすごくよいと思いませんか?

厳かで、お堂の外はたしかに日常の高野山なのに、お堂の中のその空間はどこか別のところに通じているような、結界の中に入ったような‥不思議な体験でした。

5月と10月の年に2回執り行われる行事だそうです。


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