なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

珈琲

子供の頃、インスタントコーヒーでデビュー。
粉から入れた珈琲を始めて飲んだのは、10歳ぐらいのときかな。父がアルコールランプでいれるサイフォン式のコーヒーメーカーを持ち帰ってきて、家族で実験みたいにして。味とかあまり覚えてなくて、ひたすらお湯が沸くのに時間がかかった記憶と、理科の実験みたいに、ぶわーっとフラスコをお湯が逆流していくのにびっくりした記憶があります。

そのうち、コードがついた電気式のコーヒーメーカーが導入されて、そういうもんと思っていたのだけれど、大学にはいったころに、やかんでお湯をわかしてドリップして、簡単に珈琲を入れれることを知りました。二人用のドリッパーが最小と思っていて、一人用のドリッパーを見つけたときは、これまた「こんな便利なもんがあるんや~ん」と嬉しかった。
コーヒーサーバーを使わずに、ドリッパーをマグにセットすればOKですもんね。

あるとき、友達で集まったとき、大量のコーヒーを落とすのに、鍋に菜箸を2本わたして、そこにドリッパーを置いて、フィルターと豆を何回か換えながら、やかんを使って入れてる子がいて、すごっ!と思いました。

でも、ドリップするのにね、やかんから直接お湯をそそぐと、わしゃわしゃになりますやん。かといって、ドリップ用のやかんを手に入れると、置き場所がいりますやん。
なので、わたしは、ここのところ、急須を使うってのを思いつきまして。
沸かしたお湯をいったん急須にいれて、急須からドリッパーにお湯を注ぐ。
ゆっくりと少量のお湯を注げるので便利、これがなかなか、おいしく落ちますのん。

あと、フィルターなのですが、これ、紙質でコーヒーの味が全然変わります。
フィルターの紙にはこだわったほうがいいです。わたしのお気に入りは、ABACA(アバカ:マニラ麻)の無漂白コーヒーフィルター、160円/100枚です(1-2杯用)。
豆はスーパーで買うUCCの緑色の職人を愛飲しています。
いつものモノもちょっとした工夫で味がどんどん変わります。
思いつきと工夫が、また楽しい。まさに嗜好品。


スローライフランキング