なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

力のぬきかた

連休3日目。近所の公園の銀杏が黄色くなったので、万博公園まで紅葉狩りに出かけてみました。いつも木々の間の歩道橋になってるソラードを楽しみに歩いています。ちょっと早かった。それでも何本かのもみじがきれいなグラデーションになっていました。
太陽の塔ともみじが一緒に見える場所でおべんとを食べました。気温17度。風もあってちょっと肌寒くなってきたかなぁ。秋のななめった陽射しがキラキラと、とても綺麗でした。

さて、お昼の再放送ドラマ。録画でみているのだけれど、今は「スーパーサラリーマン佐江内氏」。堤真一がいい味だしてる。あまりにサエナイ主人公と、ベタなコント風やりとりに辟易してたんだけど、そのサエナイ氏が意外と強いというか、そのタフさに気づいて、その視点でみると、なかなかに面白い。
責任が一番嫌い、と徹底しているのだけれど、言われたことはやる。それもイヤイヤやってない。「やること」としてやってる。「やるべきこと」として自分を追い込んだりはしてない。見ていてあまりの理不尽なシチュエーションに、なんでキレへんのやろう?と思うのだけれど、キレない。淡々と相手を承認していってる。人を責めない。本人には承認欲求っていうのがないんだな。それだけ自己肯定感が安定している。「あかんやつ」と自分のことを自分で承認しきってる強さ。あきらめてはいるけど、なげやりじゃない。なんだろうなぁ、このバランス。仕事や家庭が大変だったりするんだけれど、ありがちな抑うつとかになっていない。これって、すごい処世術だったりするんじゃない?


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