なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

はたらくお手本

ロンバケ中、平日お昼に過去ドラマの再放送を連日で流してくれていて、毎日楽しく見ておりました。「過保護のカホコ」から「校閲ガール」。毎日だから進むのも早くて、とてもおもしろい。
先日始まった「同期のサクラ」は「過保護のカホコ」の制作メンバーが同じなんですね。主人公も高畑充希ちゃんだし。あの、目をきょろっとさせる表情をみていると「ハケン占い師」のアタルちゃんと被るのだけれど、こちらは杉咲花ちゃんで別人なんですよね。
あと、校閲ガールにでている江口のり子さんが安藤サクラさんとかキムラ緑子さんと脳内でかぶってくる。上手な女優さん、多いですよね。みんな好きな女優さんです。どこか周りにいる人とかぶって、あれ、〇〇さんみたい、と思ってしまう。

校閲ガールの河野悦子も、アタルもサクラも、お暇してた凪ちゃんも、みんな働く独身の女の子。そして、恋模様も描かれるけれど、母親との関係性をからめたり、仕事のトラブルとそれに立ち向かう姿とかも描かれてる。
仕事ってなぁに? どれくらいのワークライフバランスがちょうどいいの? 先輩後輩同僚上司との関係はどんな風にしたらいいの? 困ったときに使えるセリフや行動見本があるかしら? 身に着けているファッションも参考にしたり。
むかぁし、鈴木保奈美がドラマで着てたコートがいいなぁと調べたらバーバリーので、百貨店で値札を見てすごすごと尻尾をまいて帰ったことがありました。バブル全盛期でしたね。今の人(いや、わたしも今の人ですが)もドラマを見て、同じような服とか探しにいくのかな。

ご本では、「結婚しなくていいですか 著:益田ミリ」とか「たそがれたかこ 著:入江喜和」とか、30代~40代の女子のお話を、ふんふんと読んで、いまどき、こういう子がたくさん居るんだろうなぁと思いました。自分にもあてはまることがたくさんあるし、そうそう、そうなのよねぇと頷いてしまう。
令和の現在じゃなく、昭和前半を舞台にした「幻の朱い実 著:石井桃子」とか「桜雨 著:坂東眞砂子」っていうご本があって、そこに描かれているような一人暮らしで生きている女性先輩の姿に、そこにも何かヒントがあるんじゃないかと探してみたり。

人は人、自分は自分。比べても何がどうなるわけでもないし、独りでも面白おかしくはあるのだけれど、身近に、そういった先輩や同志がいてくれるといいなぁ、とちょっと思います。


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