なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

50代 無職からの就職

仕事が決まりました。来週からまた働きます。オフィスワークです。派遣社員でデータ関係のお仕事します。前職を2月末でやめて、3月からLongVacationだったので、7.5カ月のおいとまでしたね。

退職するときって、もうひたすら大変なんですが、私は辞める手はずを整えながら、多少は今後の展開を想定して動いています。今回の自分なりの作戦としては、3月に失業保険給付の手続きをして、3カ月待機のち3カ月は受給しつつ、じっくりと正社員の仕事を探す。失業給付が終了するときに正社員の仕事が見つかりそうにないときは、パートでもバイトでも、何でもできることで、遅くとも年内には また働き始めよう、と考えていました。

まず、退職後すぐに、雇用保険(失業保険)の手続きをしたかったのですが、なかなか書類が整わず、手続きできたのが3月下旬。それから待期期間となったので、想定していたよりも心もちうしろ押し。ま、これも「ゆっくりしなさい」ということかなーと受け取りました。

わたくし、2年前(ちょうど50歳のとき)にも転職していて、そのときは、50代ってもう正社員なんて無理やろなぁとほぼダメモトで、齢の数だけ履歴書を送付するつもりで、失業保険の給付を待たずに、ハローワークやらネットやらで求人情報を探して、応募できるところに片っ端から書類を送付してたんですよね。これが、思いのほか手応えがよくて、一番早く決まったところに、ちゃんちゃんといくことにしたのです。
世の中の働き手不足、売り手市場ってのをまざまざと感じました。50歳女子でも正社員転職できる。余談ですが、そのときのもらわなかった失業給付金は、早期再就職手当として受給しました。
で、この採用されたところ、それなりにおもしろい会社だったのですが、残念ながら早々に1年で退職を決意することになりました。

で、今回になるのですが、こないだみたいに片っ端から履歴書を送付するってのは、もうやめよう、じっくりと自分が働けそうな仕事を探そう、という作戦をとりました。正社員じゃないと‥と40代のときは考えていたんですが、これから(50代)の採用となると正社員のメリットってそうないよなぁと見極めまして、方向を変えて、30代の頃に働いていた派遣社員の形態も視野にいれました。

正社員は契約期限がない、ていうのがメリットですね。ただ、きょうび、退職金もなく残業手当もみなし残業代としての支給だし、賞与があるところもほぼない。50代ともなると業務への習熟度が求められ、かつ、中小企業では多種多様なことへの対応を求められる。この「多種多様なことへの対応」ってのがミソです。ホント、コキツカワレル‥。

私が30代の頃は、40代になったら派遣の仕事ってなくなる、という流言がまことしやかにささやかれていたのです。だから、なんとしても正社員にならねば、と思っていました。で、現在50代。派遣のオフィスワークがあるだろうかと不安だったのだけど、意外にねぇ、ここも働き手不足が如実で、登録手続きに参上したとき、説明資料の中にスタッフの年代別グラフがあったのですが、40代が40%、30代は30%、20代と50代が12-3%となっていて、今は40代のスタッフが主流となっていました。このまま40代の人がスライドして、きっと50代のスタッフが増えていくことでしょう。わたしにとってはラッキーな状況です。日本の世代人口を考えたら、今の50代って70代になっても現役で働く人がたくさんいそうだなぁとみています。

派遣は業務内容が契約に明記されているので、正社員のように、あまりにとんでもな多種多様(システム作りながら営業して給与計算するとか)な業務は発生しないし、派遣会社が間に入っているので交渉もスムーズ。時給もそれなりにいただけます。派遣は3年以内っていう法的な契約期限があるけど、派遣会社と長期雇用契約するという手があるらしい。派遣は直雇用のパート、アルバイトよりは条件がいいのが多くて、大手企業でも働ける。ただ交通費はでないので、できるだけ近所がいいのだけれど、これはもう、仕事があるならちょっと遠くても行きましょうっていう心意気でいます。

さてさて、今度は、ちゃんと働く人たちの面白いオフィスで 楽しく ほどほどに働けますように。


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