くよくよと考えていたのだけれど、予定が入っていて、「こんなときに‥」と内面では、なんてタイミング悪いんだろうと思いながら、重い腰をもちあげて、無理矢理に笑顔をつくって、着替えて、電車に乗って。
そうすると、くよくよとした考えは根っこにはあるんだけれど、別の次元の時間が流れ出す、というか、マルチで事が進む感じというか、視界がひろがっていくというか。
「それどころじゃない」気持ちが、そうじゃないことに気づいて、救われる。
手も足もでないことはあるにしろ、それ以外では、わたしはちゃんと約束を守れてるし、笑顔も作れるし、ＴＰＯにあった服装に着替えて、電車にちゃんと乗って、人に会って、話しを理解して会話もスマートにできている。
だからこその、このタイミングでコトが起こって、コトが進むようになっているのか、と思うと、なんだか世界に守られているような気持ちになる。
くよくよしないように、あれこれ予定をたてて、家の中でもちょこまかと動き回る。といっても、朝、ひんやりしてきたので、蒸しタオル（レンチン）を顔にのせてぼーっとする、とか、なんですけどね。自分むけに企画して、さくっと催行。企画の脳内プレゼンとかしたりして、はためには動いていなくても、内部ではあわただしくコトを動かして、ひとつのコトをずーっとくよくよと考えないように。
逃避行動とはちょっと違ってて、なんていうんだろう、余白を作る、余裕を作るってことかな。それどころじゃないって思う時ほど、なんか、ゆるいことをせっせとするほうがいいかもしれない。
