「世界は今日から君のもの」という映画を見ました。
これもまた、おもしろかったです。
主演女優の門脇麦さんが‥かわいい‥。
ひきこもり系の女の子がバイトでかかわる人との てんやわんやが描かれてます。
音楽もすごくかわいい。
いろんな出来事が展開していて、出演している俳優さんたちも、よくドラマで顔を見る人たちで実力派（？）というか、地味っぽいんだけど、むちゃくちゃ味があって。
酔いつぶれた女友達を送ってきたおやじに、家の中を追い掛けまわされたあとに、いつの間にか、その女友達と3人でほっこりと食卓を囲んでるのとか、そんな、なさそうでありそうなシチュエーションに、普通の日常って、こう、いちいち目くじらたてるもんでもなく、こんなんなのかもなぁと。
人生っていろんなことがあるけれど、結局はゲームなのかもしれなくて、だとしたら、どれだけそのゲームを楽しめるか、よねぇ。
物心つく頃、私はゲームとかで負ける楽しさがわからなくて、いつも悔しくて泣き叫んでた記憶があるのです。ボードゲームでもトランプでも鬼ごっこでも。勝つことはもちろん嬉しいんだけど、遊ぶ楽しさって、ただ勝つだけじゃないのよね。そこで遊ぶ楽しさをいろいろと知ってることが、人生の豊かさにつながるんだろうなぁ。わたしは、そもそも、そこで躓いているのかもしれん。所有することが豊かさでもないですしねぇ。
なんてことが頭に浮かんではきてたんですが、ふんわりと、要所要所で笑わせてくれるし、見たあとも気持ちよい、楽しい映画でした。
