なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

エディブルフラワー

食べられるお花。その王様は無花果(いちじく)だと思う。
今日は八百屋さんの店頭で、ちょっと小ぶりだけれどきれいな無花果6個が289円というのをみつけて迷わず購入。おいしいですよねー。
4つに切って、うすーく、うすーく皮をむいて。
しろい果肉(?)がやわらかく、赤い芯の部分がぷちぷちとした歯触りで、たまりません。
実じゃなくて花っていうのが、なんとも不思議な食べ物です。

春のお花ですけど、ナスタチウムも食べられますね。色が黄色とオレンジで、とてもかわいい。ほうほう、これも食べれるのか、と一度味見してみましたが‥これ、カイワレみたいな味で、とても大根辛い‥。お花の色が暖色系なだけに、びっくりしました。サラダのアクセントにはいい感じと思います。

あとねぇ、エディブルフラワーとしては、東北のほうの菊で「もってのほか」っていうのがおいしいのです。関西ではあまり目にしないんですが、むかーし、何かの懸賞で当たって、初めていただいて。むちゃくちゃおいしかったのです。

お刺身のツマについてる黄色い小さい菊じゃなくて、ピンクのもうちょっと中型の菊の花。ついていた説明書のとおり、花びらだけをちぎって、酢水でさっとゆでて、いただきました。こう、歯ざわりが、きゅきゅっというような、不思議な食感。見慣れた黄色い小さいのはちょっと苦味が舌にくるけれど、この「もってのほか」はそんなことなくて、菊の風味がふわぁっと口の中にひろがって。酢水でゆでてるからか、とてもさわやかで、ほんのりと甘く。
関西にはあまり出回らないですかね、とんと見かけないんですが、近場で見つけたら買うぞーっとアンテナをはっています。

あ、お刺身についてる黄色い菊も、わたしは、花びらをちぎってお醤油皿にちらしたりしていただいています。風味がおいしいの。「みおつくし」では菊花をちらしたお酒がでてきてましたね。そういえば、もうすぐ重陽節句(9月9日)だ。今年は菊酒をしてみようかなぁ。

食べれるお花って、ふふ、て感じで、なんかいいですよね。


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