なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

知らないものへの好奇心?

砂利敷きで広い駐車場にしていたところに大型マンションが建設されたり、古い家屋も、ここ住んでなさそうだなぁと思ってたら、いつの間にやら取り壊されて新しくきれいなお家が建ったり、団地のような企業の寮だったところも資産運用されるのか、マンションになってたりする。空き地だぁ、畑だぁ、と記憶している景色がどんどんと変わります。

畑も、大規模に展開しているところは、ブランドロゴを掲げてハウス栽培していたり、今風のおしゃれな農業なのかなぁと思われるところもあり、その一方で畝がうねうねで、畝がわからないくらい紫蘇に覆われてる畑があったり、家の前のアスファルトの隙間にたくましくトウモロコシやお茄子とか家庭菜園してるお家があったり、畑のようでケイトウばかりが咲いてるところがあったり(きっと仏さんがたくさんいはるんかなぁ)、コスモスやヒャクニチソウがわしゃわしゃになってるところとか、あぁ、ここはもう何かになるのかなぁと、雑草だらけになっていくところもあったり。

て感じで、なんとなく、何がどうなっているのか想定がつくものなんですが、1か所、いったい何がどうなっているのかわからない畑が1つあるのです。
そこは、ここ数年、畑になったり、田んぼになったりしている土地で、田んぼにしてるときは4区画に区切って(何かの実験みたいに)育てていたり、カモが放たれていたりしてたところなんですけど、今年は、これまで見たことのない状況になってるのですよ。わさわさと人の背を超えるような草が一面に育っている。ざわわ、ざわわ♪という音楽が頭の中を流れるぐらい。最初はとうもろこしかなぁと思ったのだけど、畝をしてるようでもなくて、一面種をばらまいた!って感じの育ち方。なんだろう、サトウキビ?かなぁ、と横を通るたびに不思議に思っていたんだけど、鉄パイプに何やら貼りだしてあるのに、今日、気づきました。

「緑肥のソルゴーです。〇月にすきこみます。お見苦しくてすみません。」

おぉぉ、緑肥でしたか。緑肥って田んぼのれんげぐらいしか知らない。こんなのもあるんだなぁと、思いました。きっと、ここを通る人みんなが「どないしたんや、ここ」ってつぶやいてて、それが畑の人の耳にも入って、貼り紙をしてくれはったんやなかろうかと想像してます。

知らないものへの好奇心というか、落ち着かない感じ。どうなるんだろうという不安‥なのかな。別に自分の生活に直接支障をきたすものでもないのに、こんなにも気になるんやなぁと思いました。なんなんでしょうねぇ、この感じ。


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