雨が降るかなぁとみせかけて、意外に洗濯物が乾きそうです。ほっ。
去年上映されていた「ペンギン・ハイウェイ」というアニメ映画。映画館で見そこなったので、DVDでみました。あーーん、映画館で見た方が、ぜぇったい いい映画やんねぇ、これ。絵もきれいで、ストーリーもよくできてて、面白かった。
主人公が小学生の男の子なんだけけど、この子がクールで。淡々と自分の楽しみを追求したり、年上女性（歯医者のおねぇさん）との結婚を計画していたり。街にペンギンが大発生して騒動になるってファンタジーなのだけれど、10歳前後のときってこんなんだなぁと。身動きとれないとき、口の中の抜けそうな歯を舌でさわってすごしてるのとか、からだの感覚が今より身近だったような。
あと、これは、ほーっと思ったのが、食卓で隣に座ってる妹に「おにぃちゃん、食べないの？」と言われて、視線を妹に向けて、指摘された自分の食事のことじゃなく、妹の顔をじっとみて、口の端をティッシュでぬぐってやるのとか、人(妹）に言われたことを「しなくちゃいけない」ことととらえずにスルーして、相手を見て、自分が気づいたことを実行してるの。
人って（私だけかもしれないんだけど）、指摘されたことにすぐに意識がむかってしまって、それまでしていたことを無意識に中断しちゃって、そのことに、知らない間に一人でストレス抱えてるんですよね。
人からの指摘をスルーできるっていうのは、生まれ持っての資質なのかなぁ。
そういえば、むかぁしむかし、仕事で先輩に「言われたら、ひとまず "はぁ～い" って軽く返事して、あとですれば（ときにはしなくても）いいのよ」と悪魔のアドバイスをもらったことがありました。
熱中してあれこれするのって、すごく楽しいので、ついつい何でもかんでもわき目もふらずにしてしまうんです。でも余裕というか、隙間というか、遊びというか、ちょっと距離を置いて冷静にみて楽しむっていうのはとても大事で、わたしは、これからそれを身につけることが出来るんですかねぇ。ま、まずは、自分に気づくことですよね。とりあえず、ときどき「ハツ！」と気づけているので、今のところは「よし」といたします。
