なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

現状維持‥‥意地?

わたしは、あかんなぁと判断すると、さくっと変えていきます。お仕事も、お付き合いする人間関係も。それなりに七転八倒して悩んで 苦しんで 傷だらけになって ぎりぎりまでやって へとへとになって、そして自力でふらふらになりながら 変えてきています。相手方からすると「いきなりいなくなる。まるで遠い星に行ってしまったような‥」とコメントをいただくのですが、って、そんなん「知らんがな」でございます。

いろいろなことを変えるってのは、ものすごくしんどいんですけど、可能なんです。しんどかろうが、どないしようが、あかんもんはあかんので、私は舵を切ります。そして、たぶん、舵の切り方は ものすごく下手なんだと思います。きっともっとスマートな舵の切り方はあるだろうし、ほとんどの人はもっとスマートに舵をきってるんだろうなぁと、凹みまくりながら 羨望しています。

羨望するけれど、それでも、これは、人それぞれなんだろなぁとも。

「人は現状維持に固執する。たとえ現在の状況が悲惨で不都合で困った状況にあったとしても、それをあえて打ち崩して別のステージの生活を始めることにはかなりのエネルギーを必要とする。それは予想以上に大きな負荷なのである。あれこれとこちらが提案し、協力を求めるうちに相手がしだいに腰を引いてしまう、ということはよくあること‥‥」 ~病んだ家族、散乱した室内 著:春日武彦

「技法以前」つながりで、精神福祉センターの精神科医が著者のこの「病んだ家族、散乱した室内」を読んでいて、その中で目にとまった一文です。

確かに、現状を変えるのって大きな負荷なんですよね。だから、退職代行なんてお仕事が脚光を浴びたりし始めるんでしょうねぇ。

わたしは関西生まれの関西育ちなので、なにかコトが起こっても、稚拙ながら、できるだけネタになるように落としていくようにしてるのですが、「技法以前」の中で、問題を抱える方の対応を進めていくにあたって、そこには必ず「笑い(ユーモア)」があることが救いになる というような表記がありました。

どんなに悲惨でも、そこに くすっ と笑える何かを見つけられれば、ものすごく強いんだろうなぁと思う。「あはは、まぁたおんなじような事に巻き込まれてるぅ~笑」とか、「ちょっとちょっと、それってありなぁ~ん 笑」とか。失敗しても一緒に大笑いできる人たちが周りにいてくれると、ものすごく心強いし、自分もそうでありたいなぁと へろへろになりながらも思っています。


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