なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

ぷるぷる計画

「技法以前 著:向谷地生良」の中に記載されていた詩です。
ニューヨーク大学リハビリテーション病院の壁に掲示されているとか。

-----作者不詳

大事を成そうとして 力を与えてほしいと神に求めたのに
慎み深く、従順であるようにと 弱さを授かった

より偉大なことができるように 健康を求めたのに
よりよきことができるようにと 病弱を与えられた

幸せになろうとして 富を求めたのに
賢明であるようにと 貧困を授かった

世の人々の賞賛を得ようとして 権力を求めたのに
神の前にひざまずくようにと 弱さを授かった

人生を享楽しようと あらゆるものを求めたのに
あらゆることを喜べるように 命を授かった

求めたものは一つとして 与えられなかったが
   願いはすべて聞きとどけられた

神の意にそわぬ者であるにもかかわらず
   心の中の言い表せない祈りは すべてかなえられた

私はあらゆる人の中で 最も豊かに祝福されたのだ
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「バベットの晩餐」の将軍のスピーチ、「失ったと思ったものも、最後には与えられる‥‥」となんとなくつながります。
「あらゆることを喜べるように命を授かった」というのが沁みます。

自分のものと思っていても、実はあれもこれも(このからださえも)借りもので、借りたものは大切に使わないとなぁとか、貸してもらってる このからだに、 あずかっている この魂がのっていて、その魂をいかに ぷるぷる にして最後に届けるか、ていうのがわたしのミッションじゃないかなぁと、なんとなく思っています。
「ベルリン天使の詩 監督:ヴィム・ベンダース」で、天使は風のそよぎもお日様のあったかさも感じてなくて、ずっと白黒映像なのが、真ん中あたりで天使が人になったところで映像がカラーになって、「さぶっ」と震えるのとか、それを感じるのがちょっと嬉しいというような表現がされていて、近未来SF作品でもロボット化された身体には感覚がないっていう表現がされてたことがあるのだけれど、このからだがあるから感じられることって、あれもこれも「だからこそ」のことじゃないかと。日本では喜怒哀楽と四字熟語で、ハーバード大学の意思決定センター(Harvard Decision Science Lab)では、感情を12に分類してて(ネガティブな感情は、怒り・イライラ・悲しみ・恥・罪・不安(恐怖)、ポジティブな感情は 幸せ・誇り・安心・感謝・希望・驚き )ま、なんせ楽しいことも辛いことも、いろいろと経験して感じることで魂はぷるぷるになっていくんじゃないかなぁと思うわけです。

さて、物理的にお肌のぷるぷる計画として、2月の退職時に同僚の方にいただいた餞別の中にMANARAのクレンジングジェルがありまして、これ、使ってみたら超良かったのです。近隣店舗でも入手できそうなのだけれど、HPからの直販売でちょっとお得に入手できそうなので、さっそくぽちりました。お肌も、あまり甘やかすと弱ってしまうので、これまでそんなに手をかけてきてないんですが、そろそろ年齢なりにお手入れしないとなぁと。ちっちゃいきっかけでこうやって変わっていくのも楽しいですね。


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