孫子の兵法を読んでいます。「こども 孫子の兵法 監修：齋藤孝」。
漢文はなにやら難しげなので、まずはこちらを入門として よいかなぁと手に取りました。字も大きくて読みやすい（笑）。孫子の兵法って、昔むかしの争いに勝つための考え方や戦い方。時代をこえても、世の中を強くしなやかに生きるヒントとなる、らしい。
いちばんめがこの「相手のことより自分のことを知って、負けない準備をすべし」てことばだったのだけれど、「相手のことより自分のこと」ていうのが沁みました。今の社会で人とコミュニケーションして生きていくのに、つい、相手を優先させてしまったり、相手にどう思われるかを考えすぎてしまったり‥となってしまいがちなんだけど、そうじゃなくて、基本の基として、なんせまずは「自分」やん、て。
兵法では「負けない準備をすべし」につなげているんだけど、勝ち負けとかよりもまず、なんせ「自分」。自分を大事にしなくちゃねー。
あと、戦い方のあれこれなんだけど、一番いい勝ち方は、戦わずに勝つこと。戦うと消耗するからねー、と。過去記事（2019.2.24）の「戦う相手を間違えない」に通じるなぁ。
それと、なにかを始めるときは好き嫌いだけじゃなくて、有利か不利かも考えなさいよ、と。わたくしは今現在、これまで周りのことを考えすぎて煮詰まっていて、自分の好き嫌いをきちんととらえなおそうとしてるところなんだけれど、それだけじゃなくて、好き嫌いを基本にしつつ、プラスでちゃんと有利か不利かも冷静に考えなさいね、と言われた感じがしました。
