なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

それは 多分 勘ちがい‥

4月1日、エイプリルフールです。
ちょい昔ですけど、NISSANの社屋にNISSINのUFOが不時着するニュースとかむっちゃ好きでした。

わたくしてきには嘘をついたわけじゃないけど たぶん勘ちがい されたことを。

今月は選挙があるので、選挙カーが走っています。
帽子をかぶって自転車こいでるときに、選挙カーとすれ違いまして、帽子が飛びそうになってアゴをひいただけなんですけど
「ありがとうございます、自転車の方、大きくうなずいていただきました!ありがとうございます!」
ーイヤイヤイヤイヤ と やっぱり帽子が飛びそうだったので、帽子を手で押さえると
「ありがとうございます、手をあげての応援!」
ーイヤイヤイヤイヤ
これから選挙カーとすれ違う時は地蔵になります。

-----

20代のころ、宝塚で用事を済ませて夜10時ごろだったかなぁ、上りの電車をひとりで待っていたですよ。そのときも帽子をかぶっていて、ぼんやりと足を投げ出してホームのベンチで座っていたら、下りホームに電車が停車。その電車に乗っていたおばさんがなにやらこちらを指さして社内でそわそわしているのが見える。なんだろなぁと思っていたら、今度はカメラをだしてこちらを撮影している模様。周りの乗客も「なになに?」という感じでこちらを見始めて。左右を見まわしてみても、夜遅いこともあってこちらの上りホームには他に人はおらず‥もしかして、これって‥どなたかジェンヌさんと勘ちがいされている?‥いや、たしかにお行儀悪い感じに足投げ出して座ってたので男役さんっぽかったかもしれないけれど‥いやいやいやいや‥‥居心地悪くて帽子を深くかぶりなおしたら、ますます車内ではしゃぎだすおばさん‥どひゃーと思ってかたまっていたら、下り電車がやっと発車していってくれました。‥たぶん、勘ちがいされたとです。悪いことはしてませんが、ばれたらどうしよぅと思いました。

-----

16-7歳のころ、夏休みに家族の福利厚生で六甲山の保養所に遊びにいきました。
ちょうど神戸の花火大会で、展望台まで見に行こうとなりまして、すでにお風呂に入ったあとだったわたし。ま、誰に会うわけでもないので、父母とぶらぶらと散歩にでました。六甲山の保養所ってたくさんあって、車やバスが走るメインな道路から ちょっと一目ではわかりにく脇道で入っていくのですね。父母はゆっくりと歩くので、一人でさっさと先を歩いていたのですが、このまま一人で車道にでちゃうと、もし悪い人たちに車につれこまれたりしたら大変、と車道にでる前あたりでぼーっと父母が追いつくのを待っていたですよ。すると案の定ばるばるばるばると爆音をたてた車がやってきまして、「いやーん、こわいやーん」とこちらはちょっと身を隠したですよ。したらですね、その車が車道でとまってアイドリング、「なになになに~?!」と怖くなって、こちらはますます 木陰にですね 身を隠すようにしたら、キュルキュルキュルキュル~ッと急発進されまして。「なんや?こわいなぁ、暴走族やろか」と思っていたのですが、よく考えたら、当時は腰ぐらいまであるロングヘアの洗い髪、真っ白なワンピース。たぶん、勘ちがいされています‥六甲山の怪談話の、そのうちの一つは間違いなく人間のわたしのことやと思います。

 


スローライフランキング