なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

共依存と承認欲求

無職生活のなか、人と交流するなにかは絶対必要と、カウンセリング心理学のクラスに通っています。

もともとコミュニケーション手法にはとても関心があって、むかぁし自分がものすごく辛い時、心配してお友達が何人か会いにきてくれたのだけれど、そのときに わたしの話を聞いてくれるのかと思いきや、なぜかそのお友達の話をずーっと聞くパターンに いつもなってしまって、「あれ?なんで?なんでいつも聞き役になんの??」と。
人の話を聞くのって結構大変で、いつも聞き役のポジションになる運命(さだめ)なんだったら、もっとラクに話を聞けるようになりたい、話を聞く技術があるはずよ!と、目につく書籍をかたっぱしから読んで、あと、世の中で開催されている傾聴やらコーチングやらアサーションやらのセミナーも受講しまくりまして、いろいろと勉強しました。

この話を退職前にたずねた占い師さんにしたところ、「それって引き寄せの法則そのままね~笑」と言われました。そうなのか!?
「話を聞いてほしい、聞いてほしい」と思っていると、同じように話を聞いてほしい人を呼び寄せる、らしいです。じゃ、自分の話を聞いてもらうには‥「話したい、話したい」じゃなく「聞きたい、聞きたい」となるのかな。

 

おっと脱線しました。
このあいだ、その心理学クラスで「共依存」について教えてもらいました。
共依存については、これまでにご本からいろいろと知識をひろっていまして、ミュンヒハウゼン症候群とか、ストックホルム症候群とか、フィーダーとゲイナーの関係とか。よく小説とかミステリードラマにも登場するシチュエーション。

そういったものものは、自分とは関係のないこと~と思っていたのですが、意外に自分も その傾向があるんだなぁというのがわかりました。
共依存者は「困っている人へのアンテナがすごく高い」「周りの気配に敏感」という傾向があります。自分では気配りと思っていたのだけど、実はそうじゃないかも?
困っている人に過剰に手をさしのべるのは障害というのはわかるけど、なんというか、自己犠牲(軽いものでも)をしいて他者を助けるというのも、実は、自分に対しての障害である、ということ。

雨が降っているときに自分がさしている傘を差しだしてしまう、とか、すごく急いでるのに困ってる人に手を貸してしまう、とかは典型的にその傾向ありありだそうです。

そんな状況に遭遇したときは、一拍おいて、「ちょっとちょっと、それしてしまうと、自分が困りますやん、あかんあかん」と、つい自分がしそうになることを止める。
「あんたがせんでも、その人はそこまで困ってはらへん。」と、なんというか相手は大丈夫、世界がなんとかする、と世界を信用すればいい。
自分を優先して 自分で自分を一番大切にすること。自分を大切にするのは、まずは自分で。

最近「承認欲求」ということばも耳にするのだけれど、他者に承認してもらうことを求めすぎるのも共依存のひとつだそうで、「自分を承認するのは自分です」というお話も聞きました。ま、確かにそうですわね。

ひとに承認してもらおうとするとあっぷあっぷしますけど、
自分で自分を承認するんだったら一人でできるわけで、承認し放題。

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